PR 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。掲載順位・評価は編集部独自基準による一次情報です。

二級建築士 試験日程と申し込みの流れ|願書受付から学科・製図までの全スケジュール【2026年版】

二級建築士の試験日程と申し込みの流れを独学合格者が解説。願書受付・受験申込・学科試験・製図試験・合格発表までの年間スケジュールと、申込で失敗しないコツをまとめます。

森田 健 二級建築士 独学一発合格

ゼネコン施工管理8年。働きながら二級建築士に独学(学科・製図とも一発合格)した経験をもとに発信

・ 2026-06-09 更新 ・ 読了 約19分

📢 PR / アフィリエイト広告を含みます 本記事のリンクの一部はアフィリエイト広告です。報酬の有無で内容の評価は変えていません。独学で学科・製図とも一発合格した本人が、自分の体験と一次情報だけをもとに書いています。

「二級建築士、受けたいけど——いつ申し込んで、いつ試験で、いつ発表なんだろう?」最初にここでつまずく人は本当に多いです。私も独学を決めた直後、まずカレンダーに何を書き込むべきかが分からず、丸一日Googleと公式サイトを行き来していました。

結論から書きます。二級建築士の試験は「春に願書受付 → 初夏に学科 → 夏に学科合格発表 → 秋に製図 → 冬に最終合格発表」という年1サイクルで動きます。このサイクルは毎年ほぼ同じ時期で固定されているので、年が変わってもざっくりした骨格は変わりません。

ただし、申し込み期間を1日でも逃したら、その年の受験チャンスは消えます。独学で1年積み上げてきた人ほど、ここでうっかりすると致命傷です。実際、私の周りでも「願書出すの忘れてた」で1年棒に振った人がいました。

この記事は、二級建築士を受けようと決めた人が最初に1本だけ読んでカレンダーを完成させるためのガイドです。願書受付・学科・製図・合格発表までの年間スケジュールと、申込時の注意点を、独学一発合格した立場でまとめます。

📌 結論(先に書きます)

  • 二級建築士の試験は年1回。学科は初夏、製図は秋に実施される
  • 受験申込は春(だいたい4月)に2〜3週間だけ受け付けられる
  • 申込は「建築技術教育普及センター」(公益財団法人)が窓口
  • 学科合格者は翌々年まで製図のみ受験できる(学科免除制度)
  • 受験手数料は2万円弱。申込忘れは1年棒に振るので、年初にカレンダーへ封入する

この記事で全部わかること|独学者が最初に押さえる試験スケジュール

本題に入る前に、独学を始めた人が最初に必ず抱える「いつ何があるんだろう?」の疑問を先に並べておきます。下のどれかが頭の中にあるなら、この記事1本で答えが出ます。

ひとつずつ潰していけば、独学のスタートで迷うことはなくなります。順番に見ていきましょう。

二級建築士の試験は年1回|年間スケジュールの全体像

二級建築士の試験は、年に1回だけ実施されます。チャンスは1年に1回しかないので、申込時期を逃すと丸1年待つことになります。これは独学者にとっていちばん怖いところです。

試験の年間サイクルは、ざっくり下のような流れになります。これは毎年ほぼ同じ時期に動くので、骨格として頭に入れておくと安心です。

時期(目安)やること概要
3月頃申込要項の公表公式サイトで当年度の詳細が出る
4月頃受験申込受付約2〜3週間の受付期間
6月頃受験票の発送自宅へ郵送される
7月頃学科試験計画・法規・構造・施工の4科目
8月頃学科合格発表センターWebで番号公表
9月頃製図試験その年の課題で設計製図
12月頃最終合格発表製図の合格発表=最終結果

この表だけでも、独学計画は立てやすくなります。「学科は夏、製図は秋」と覚えてしまえば、いつから何を始めるかが逆算できます。

最新の正確な日程は、必ず建築技術教育普及センター(公式)の発表で確認してください。年度によって数日ズレることがあり、私が受験したときも前年と数日違っていました。

📅 2026年度(令和8年度)の時期感(目安) 例年パターンに当てはめると、2026年も学科は7月の第1日曜あたり、製図は9月の第2日曜あたりが目安になります。製図課題の公表は6月頃、受験申込は4月頃です。ここに書いた日付はあくまで例年からの目安で、確定日・締切は必ず公式サイトの当年度案内で確認してください。本記事は2026年6月時点で見直しています。

受験申込の時期と方法|春に2〜3週間だけ

二級建築士の受験申込は、例年4月の上旬から下旬にかけての約2〜3週間だけ受け付けられます。期間を1日でも過ぎたら、その年の受験はできません。

申込窓口は公益財団法人 建築技術教育普及センターです。建築士試験は国家試験ですが、運営はこの団体が一括して担っています。だから「センター」と書かれていたら、この団体のことだと思ってください。

申込方法は、近年はインターネット申込が主流です。センターの公式サイトから専用ページにアクセスし、必要事項を入力して、受験手数料を支払います。郵送申込も例外的に残っていますが、ネット申込のほうが手続きはシンプルで、私もネットで完結させました。

申込時に必要になるのは、おおむね下のようなものです。年度によって変わる可能性があるので、必ず公式の最新案内で確認してください。

  • 顔写真データ(規格に合うもの)
  • 学歴・実務経験を証明する書類(必要な人のみ)
  • メールアドレス
  • 受験手数料の支払い手段(クレジットカード等)

ここで意外な落とし穴になるのが、顔写真です。サイズ・背景・撮影時期に細かい指定があり、スマホで適当に撮ったものだと弾かれることがあります。受験票・本人確認に使われるので、撮り直しになると申込期間内に間に合わない人も出ます。私の場合は、申込開始日の1週間前に証明写真機で撮っておきました。

受験資格そのものの条件(学歴・実務経験)は、別記事の二級建築士 受験資格 独学|学歴・実務経験の条件をやさしく解説で詳しく解説しています。自分が受けられるかが不安なら、先にそちらを読んでください。

💡 私の場合の一例(数字は目安) 申込期間が始まる前に、写真・身分証・支払い手段だけは揃えておきました。年度によって細かい変更があるので、毎年「2月のうちに公式サイトを1回見る」を習慣にしておくと、申込開始のタイミングを逃しません。

学科試験の日程と当日の流れ

二級建築士の学科試験は、例年7月の第1日曜日に実施されます。これも年度によって前後する可能性があるので、最終確認は公式で必ず行ってください。

学科試験は4科目で1日完結です。午前に2科目、午後に2科目という構成で、休憩を挟みながら進みます。1日でまとめて終わる代わりに、集中力の維持が独特に求められます。

下に当日の標準的な時間配分の目安を置きます。年度により多少の前後があるので、受験票の記載を最終確認してください。

時間帯(目安)内容試験時間
午前前半建築計画+建築法規約3時間
昼休憩昼食・法規の最終確認約1時間
午後建築構造+建築施工約3時間

学科は合計5科目ぶんの問題量を1日で解き切る試験です(計画は環境・設備を含む)。長丁場なので、当日の体力配分も合否に効いてきます。前日に夜更かしで詰め込むと、午後の集中が切れて構造でやらかします。

当日の持ち物・時間配分のコツは、別記事の二級建築士 試験当日の持ち物リストと時間配分|独学合格者が学科・製図の流れを解説で詳しく書きました。

学科試験の科目と配点

学科試験の構成も、申込前に頭に入れておくと安心です。総合点だけでなく、科目ごとに足切り(基準点)があるのが二級建築士の特徴です。

科目構成と配点の概要は下のとおりです。これは年度によって極端には変わりませんが、最終確認は必ず公式で。

科目出題数の目安試験時間の目安
建築計画(環境・設備含む)25問学科Iとして実施
建築法規25問学科Iとして実施
建築構造25問学科IIとして実施
建築施工25問学科IIとして実施

合計100問・四肢択一というのが基本構成です。マークシート方式なので、マーク漏れ・ズレが致命傷になります。私は受験中、20問ごとに「問題番号とマーク番号がズレていないか」を1分かけて確認していました。当日の解く順番・時間配分・マークミス対策は二級建築士 学科 本番の解き方|解く順番・時間配分・マークミス対策にまとめています。

科目別の攻略法は二級建築士 学科の科目別攻略法|計画・環境設備・法規・構造・施工の勉強順と配点【独学合格者が解説】に1科目ずつまとめてあります。配点の重さで時間配分を変えたい人は、合わせて読んでみてください。

製図試験の日程と課題発表のタイミング

学科に合格した人だけが進める製図試験は、例年9月の第2日曜日に実施されます。学科から約2か月後というスケジュールです。

製図試験のいちばん特殊なところは、その年の課題が事前に公表されることです。例年6月頃に「今年の課題」が発表されます。たとえば「専用住宅」「併用住宅」など、設計対象の建物用途が指定されます。

時期やること補足
6月頃製図課題の発表センターWebで公表
7月頃学科試験学科合格を前提に製図対策へ
8月頃学科合格発表製図受験者が確定
9月頃製図試験約5時間で1枚を仕上げる

製図試験は1日まるごと使う長時間試験で、目安として5時間で1枚の図面を仕上げる試験形式です。集中力・時間配分・道具の使い慣れが、点数に直結します。

独学者がいちばん意識すべきは、学科の手応えがあった瞬間に、合格発表を待たず製図準備を始めることです。学科合格発表から製図本番まで、約1か月しかありません。発表を待ってから動き出したら、ほぼ確実に間に合いません。

製図の具体的な対策は二級建築士 製図 独学 対策|独学一発合格者が語るつまずく3工程と突破法で深掘りしています。約5時間で描き切るのが最大の壁なので、時間内に終わらず未完成になりやすい人は二級建築士 製図が時間内に終わらない|未完成を防ぐトリアージ術も合わせて読んでください。

合格発表のスケジュール|学科と最終

合格発表は、学科と最終(製図)の2回あります。それぞれのタイミングを押さえておくと、心の準備ができます。

発表時期の目安内容
学科合格発表8月下旬頃製図に進めるかどうかが決まる
最終合格発表12月上旬頃製図の合否=二級建築士資格取得の可否

発表は建築技術教育普及センターの公式サイトで、合格者の受験番号が公表されます。同時に、受験者全員に成績結果が郵送されてきます。

ここで独学者が知っておきたいのが、「学科合格通知」は意外と早いことです。8月下旬には合否が出るので、合格していれば製図本番(9月)までほぼ時間がありません。だから「学科の手応えがあれば、発表を待たず製図準備」が鉄則になるわけです。

最終合格すれば、二級建築士の資格が手に入ります。ただし、実務で「二級建築士」を名乗るには、都道府県への登録手続きが別途必要です。これは合格後のステップなので、まずは合格を取りに行くことに集中して大丈夫です。

受験手数料と支払い方法

二級建築士の受験手数料は、例年2万円弱です。正確な金額は年度によって変動するので、申込時に公式の最新案内で必ず確認してください。

支払い方法は、ネット申込ならクレジットカード決済が一般的です。郵送申込の場合は、所定の振込用紙を使う形になります。

💡 私の場合の一例(数字は目安) 受験手数料に加えて、学科テキスト・過去問題集・法令集・製図道具一式で、おおむね数万円かかりました。通信講座を製図だけ部分利用するなら、さらに数万円が乗ります。それでも、独学なら総額で予備校の1コース分を大きく下回るはずです。

学科テキストや製図道具のおすすめは、別記事で詳しくまとめています。

二級建築士の通信講座

学科合格後の学科免除制度|3年ルール

二級建築士には、学科に合格すると翌々年まで学科が免除される制度があります。これは独学者にとってめちゃくちゃ大事なルールです。

具体的には、学科合格年を含む3年間は、製図のみを受験できるのが免除制度です。1年目の学科に受かれば、2年目・3年目は製図に集中できる、というイメージです。

受験パターン例
1年目学科合格 → 製図受験。製図不合格でも次年度に製図のみ再挑戦可
2年目製図のみ受験できる(学科免除)
3年目製図のみ受験できる(学科免除のラスト年)

このルールがあるので、「1年目に学科だけ全力で取って、製図は翌年勝負」という戦略も理論上は組めます。ただし私は、学科の勢いで製図まで一気に取り切るほうが楽だと感じました。学科の集中力を翌年に持ち越すのは、思っているより難しいです。

🗣️ 受験生:「学科だけ受かって、製図は来年でもいいんですか?」

🗣️ 森田:「制度上はOKです。ただ、製図の感覚って学科の勢いがある時のほうが乗せやすい。来年に回すと、結局1年ずっと製図のモチベを維持しないといけないので、それはそれで重たい選択になります」

申込で失敗しないチェックリスト

独学者が申込で1年棒に振らないために、最終チェックリストを置きます。これが全部「はい」になっていれば、申込での事故は防げます。

  • 受験する年度の公式サイトを2月〜3月のうちに1回見た
  • 申込開始日と締切日をカレンダーに封入した
  • 顔写真(規格に合うもの)を申込開始の1週間前までに用意した
  • 受験資格に関する書類が必要か、事前に公式で確認した
  • 受験手数料の支払い手段(クレジットカード等)を準備した
  • 申込後、受験票が届く時期(6月頃)に住所変更がないかを確認した
  • 学科試験日(7月頃)に仕事や予定を入れないようカレンダーをブロックした

特に最初の2つは、独学者ほど抜けやすいポイントです。「いつでも調べられる」と思って後回しにすると、気づいたら申込期間が終わっていた、というのが現実です。

よくある質問|試験日程と申込のQ&A

独学を始めた人から多い質問に、当事者としてまとめて答えます。

Q. 申込を1日でも過ぎたら受けられませんか? A. はい、その年の受験は基本的にできません。翌年まで丸1年待つことになります。だから「年初に公式サイトを1回見る」を必ずやっておいてください。

Q. 学科だけ受かって、製図は別の年に受けることもできますか? A. できます。学科合格年を含む3年間は学科免除で、製図のみを受験できます。ただし、学科の勢いで製図まで取り切るほうが、結果的には楽なケースが多いです。

Q. 学科に落ちたら翌年はどうなりますか? A. 翌年は学科から再受験になります。学科免除は「合格者だけ」の制度です。だからこそ1回目の学科で必ず取りに行くつもりで対策しましょう。詳しくは二級建築士 独学でやりがちな失敗とつまずきポイントでリカバリ策をまとめています。

Q. 受験票はいつ届きますか? A. 例年6月頃に申込時の住所へ郵送されます。届かない場合は、申込時の住所間違いやセンターへの未着問い合わせが必要です。引越し直後の人は特に注意してください。

Q. 試験会場は選べますか? A. 申込時に受験地(都道府県)を選択できます。会場そのものは受験票で通知されるので、自分で会場を選ぶことはできません。会場が遠い場合は前日に近隣のホテルを取る人もいます。

Q. 受験手数料は分割払いできますか? A. 一括払いが基本です。クレジットカードで申込めば、カード会社側の分割払いに切り替えられる場合があります(カード会社による)。

まとめ|年間スケジュールを最初にカレンダーに封入する

二級建築士の試験は、年1回・春申込→夏学科→秋製図→冬最終発表という1年サイクルで動きます。最後にスケジュールの骨格を再掲します。

  • 4月頃:受験申込受付(約2〜3週間だけ)
  • 7月頃:学科試験(計画・法規・構造・施工)
  • 8月頃:学科合格発表
  • 9月頃:製図試験(その年の課題で設計)
  • 12月頃:最終合格発表

独学で受かるかどうかは、勉強の量より「カレンダーへの封入」のほうが先です。申込開始日と試験日を年初に書き込んでしまえば、その年の受験チャンスを逃すリスクはほぼゼロになります。

合格を「保証」はできません。ただ、私自身、ここに書いた骨格をそのまま年初のカレンダーに書き込み、そこから1年逆算で動いて、学科・製図とも独学一発合格できました。あなたの1年も、まずはカレンダーへの1行から動き出します。

二級建築士の通信講座

次に読む記事

製図対策、独学だけで本当に間に合いますか?

学科は独学でも、製図は第三者の添削があると合格率が大きく変わります。まずは通信講座の資料を取り寄せ、自分に必要な範囲だけ比べてみましょう。

通信講座の資料を請求する

※ 当サイトは学習ガイドです。特定講座の断定的な推薦は行いません。